目の悪性腫瘍外来

胃や腸、肝臓などの臓器と同じように、目にも腫瘍(がん)ができます。目の悪性腫瘍はまれな病気ですが、視機能喪失、美容の喪失、そして生命の予後にも当然関わってきますので、カルナメドでは目にできる腫瘍の診断・治療も専門的に行なっています。

「目の延命」「眼球温存」の可能性を追求しています

目にできる腫瘍のおもな症状

  1. まぶたにできる腫瘍(眼瞼悪性腫瘍)
  2. 黒目や白目にできる腫瘍(角・結膜悪性腫瘍)
  3. 眼球の中にできる腫瘍(眼内悪性腫瘍)
  4. 眼球の後ろにできる腫瘍(眼窩悪性腫瘍)

高柳眼科クリニックが診療する目の悪性腫瘍

  1. 上記4つの眼原発腫瘍(目に最初にできたがん)
  2. 他の臓器から目に転移したがん(血液がんを含む)
  3. 目から他の臓器に転移したがん

高柳眼科クリニックの診療特徴

  1. 全身すべてのがんを治療できます
  2. 標準治療の前段治療及び併用が可能です
  3. 他臓器から(血液がん含む)の目への転移の場合、全身のがん治療をしながら
    眼局所の治療が可能です
  4. 眼原発のがん局所治療をしながら転移の予防治療や転移に対する治療が可能です
  5. 眼瞼(まぶた)の手術による欠損や眼球摘出という大きなダメージを回避する温存治療が可能です
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目の悪性リンパ腫~当院が最も重視している腫瘍

日常の眼科診療においては、眼腫瘍に遭遇することはそう多くありません。さらに悪性リンパ腫となると、眼科医が診療に携わる機会は極めて限られています。また、系統立った教育を受ける機会も極めて少なく、眼科医にとっては経験の浅い専門領域になります。ですから、目の悪性腫瘍の治療法はしっかりと確立はしていません。がん標準治療(手術・抗がん剤・放射線療法)の変遷した治療が行なわれているのが実際です。

  1. 眼内悪性リンパ腫は、脳腫瘍が高率に併発する
  2. 数か月から数年で脳腫瘍を発症し、その5年生存率は30~60%と極めて不良

リツキシマブの癌細胞傷害作用悪性リンパ腫の抗がん剤療法では、分子標的薬のリツキシマブ(商品名:リツキサン)が使用されます。リツキシマブ自体にはがん細胞を殺傷する作用はなく、NK細胞やマクロファージというがんを殺傷する免疫細胞と結合してはじめて効果を現す抗体 依存性細胞介在性細胞傷害作用(ADCC)が特徴です。しかし、がんを罹患していると免疫機能が低下していますので、体内のNK細胞やマクロファージの数はとても少ない状態になっています。薬剤が結合する相手(NK細胞やマクロファージ)が少なければ、分子標的薬の効果は期待できるとは考え難い状態です。

当院ではリツキシマブを使用する前に
NK細胞を大量に培養し、目の局所と全身にNK細胞を輸注し、
強力な治療効果を期待します。